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リュービさんの寝言【米国個別株】

世はいつの時代も群雄割拠!米国個別株でがっつりと稼ぐのじゃ!

いつ売る?利確のタイミング!

你好!リュービさんじゃ!

 

利確については色々な方法があるが、結論から言うと、利確のタイミングに正解はない!

 

しかし、今回は質問を頂いたので朕が今すぐに思いつく一般的な利確のタイミングを紹介するぞよ。

そして最後にはこれまで朕がツイッターで紹介した銘柄をどんな判断基準をもって利確したのかについて解説するぞよ。

 

最後まで拝読せよ!

 

 

一般的な利確方法

①利確利率をあらかじめ決めておくパターン

これが一番確実な利確方法じゃ。例えばあらかじめ10%の利益が出た時点で売却すると決めて、指値を入れておく方法じゃ。

 

あらかじめ利益確定の利率を決めておくことで、感情を介入させずに機械的に取引を行うことができる。一方で決めた利率以上の利益は取りにくく、いわゆる「爆益」は狙いにくい。

f:id:liubeistocks:20191207144651j:plain


例えばこのCPSTのチャートを使って説明すると、$2.4付近で買って10%の利益が出た時点で売るとすると赤で線を引いた$2.6付近で売ることになる。

そうするとそれ以降の利益を逃してしまうことになる(最終的にこの銘柄は$4.5まで続伸した)。

 

1つ注目してほしいのは、この時のCPSTは明らかな「買い」サインが出ていたということじゃ。ゴールデンクロスなどでトレンドが上昇トレンドになると続伸する可能性が高く、そういった時にこの方法で利確をすると大幅に利益を逃すことになる。

 

なので、あらかじめ利益確定の利率を決めておく方法はこのようなチャートではなく、以下のようなある程度価格のレンジが決まっているチャートで使うと良い。

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良いチャートがすぐに見つからず、日本の低位株ですまぬ。このような価格のレンジがある程度わかっている銘柄であれば利確は機械的に行ったほうが良い。

 

②買った時の理由がなくなった時

もう一つ考えられる一般的な利確方法がこれじゃ。

 

例1) PBRが1以下で割安だと思って買ったが、その後株価が上昇して、PBRが1を超えたので利確。

例2) PERが10以下で割安だと思って買ったが、その後株価が上昇して、PERが10を超えたので利確。

例3) 近いうちに新しい画期的な商品を発表するという噂があり、それを狙って購入。実際に新商品が発表されて株価が上昇したため利確。

 

このような具合じゃ。例1や例2のように株は株価以外にも色々と参考にできる数値があるのでわかりやすいのぉ。

例3は「噂で買って事実で売る」という格言をそのまま具現化したような利確じゃ。

 

買った時の理由がなくなった時というのも一般的で非常に良い利確方法じゃ。

 

朕の利確実例

$FCEL

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この銘柄はビジネスモデルのポテンシャルに期待してOn watchとし、チャートで底を確認した時点で買いを入れた。

こちらの利確は単純で大きな窓を開けて上昇したため利確を行った。

 

窓開けは非常に強い買いエネルギーの存在を意味するが、翌日は一旦利確をする人の影響で下げることが多い。

朕は窓明けの時は多くの場合、一度利確して下げたところに再び買いを入れるぞよ。

なぜなら、一度天井を突き破った(今回の場合は移動平均線)銘柄は上昇トレンドへ転換して、一度下げたところから再度上昇することが多いからじゃ。

 

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今回のFCELでは$0.43付近の十字線で底を確認、再度$0.90付近の十字線とRSIで天井を確認し利確。

このFCELだけで投入した資金は3.6倍程度になったぞよ。

 

$RWLK

 

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見えにくいかもしれぬが11月26日時点での十字線で買い、株価が伸びたところで売りじゃ。

 

この利確には2つの理由がある。

1つ目は朕が売りたかったから。

そして2つ目は不安だったからじゃ。

 

朕はこの時マカオ旅行に行ったばかりで、利確をすることで旅費を相殺することができると考えたのじゃ(笑)

ケチな考え方じゃが、売りたいとき(現金化したいとき)に売るというのも一つの方法だと思うぞよ。

 

そしてもう一つの売り理由はファンダメンタル的な買い要素がなく、上げた後また下げるのではないかと不安だったからじゃ。

 

本来はチャートだけを見てホールドすべき局面であった。

実際にこの後も株価は$3まで上げた。

自分で言いたくはないが、これは感情に支配された利確で悪い例である。

 

しかし、売りたいときに売るというのも資金状況や投資家としての心情として一つのオプションではないかと思ったので紹介したぞよ。

$CPST

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この銘柄は典型的な買いチャートで最終的に70%程度の利益を出した思い出の銘柄じゃな。

この時の利確はローソク線に基づいて行った。具体的には11月27日の上ヒゲと翌日の抱き線を見て利確を行ったぞよ。

※このようなローソク足の分析は「酒田五法」と検索すれば勉強できます。

 

念のため解説しておくと上ヒゲとは赤丸の中の左のローソクのことで、上にヒゲのように伸びた線のことじゃ。

これはヒゲの先まで価格が伸びたものの最終的にはローソクのてっぺんまで押し下げられたということで、売り圧を示す一種のチャートじゃ。

 

もうひとつの抱き線は前日の陰線を包み込むように出る陰線のことで、今回のように天井圏で出たときは強い売り圧を示す。

 

このようにチャートの勉強をしておけば非常に柔軟かつ客観的に「買い」と「利確」を行うことができる。

天井の$4.5では売れなかったが、「尻尾と頭はくれてやれ」という格言を具現化したような取引で今年一番の美しい取引じゃった。

 

これを皆様とシェアできたことを誇りに思うぞよ。

 

まとめ

・利確の方法は様々で正解はない。

・価格のレンジがはっきりしている銘柄はあらかじめ利確位置を決めておくとよい。

・チャートを勉強することで柔軟かつ客観的な利確をすることができる。

・酒田五法は今でも有効であるケースが多い。

・自分の資金状況を見て利確(現金化)するのもアリ?

感情に支配された取引はチャンスを逃すことが多い(朕のRWLKの取引を参照)。

 

宣伝のようになってすまぬが、初心者の方はこの本にもチャートを使った利確の方法が書いてあるので読んでみてはいかがじゃろうか?

(朕はこの本の著者とは何の関係もありません。)

 

 


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Disclaimer : This is not an investment advisory, and should not be used to make investment decisions. Information in this blog is often opinionated and should be considered for information purposes only. No stock exchange anywhere has approved or disapproved of the information contained herein. There is no express or implied solicitation to buy or sell securities. The charts provided here are not meant for investment purposes and only serve as technical examples. Don't consider buying or selling any stock without conducting your own due diligence.

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