0から学ぶチャート講座②〜ローソク足を理解する〜
你好!リュービさんじゃ!
今回は「0から学ぶチャート講座」の第2弾!
ローソク足について解説いたす!
ローソク足とは
ローソク足と聞いてピンとくる者はおるじゃろうか?
チャートを構成する一つ一つの赤と白の棒がローソク足と呼ばれるものじゃ。
そしてこの白く塗りつぶされたローソク足のことを陽線と呼び。
赤く塗りつぶされたものを陰線と呼ぶ。
閲覧するウェブサイトなどによって色は多少違うが、基本的には色で陽線であるか陰線であるかを識別する。
ちなみにこのローソク足は現在正解で最もポピュラーなチャート表示形式である。
そしてこのローソク足はなんと日本で開発されたものなのじゃ!
英語でもそのまま「Candle Stick」と呼ばれておるぞ。
日本人が開発した分析方法じゃと考えるとワクワクせんか!?
ローソク足は何を示しているのか?
ではローソク足がそもそも何を表すものなのかについて説明いたす。
最初は難しいかもしれぬが、少し頑張れば理解できるので、しっかりと学ぶのじゃ!
まずはこれらの用語を理解してほしい。
①高値(たかね):指定された期間の中で最も高い株価
②終値(おわりね):指定された期間の中で最後につけた株価
③始値(はじめね):指定された期間の中で最初につけた株価
④安値(やすね)指定された期間の中で最も安い株価
ここまでは簡単かの?
ちなみに「指定された期間の中で」と書いたのはローソク足には表示する期間によって様々な種類があるからなのじゃ。
一般的にローソク足は1日の値動きを示すことが多いが、長期チャートなどでは1月の値動きを示すことなどもある。
ちなみに1日を期間として設定したローソク足を日足、1月を期間として設定したものを月足と呼ぶので覚えておくこと。
ではさっそく陽線のサンプルを用いてローソク足の構造について説明いたす。
以下の図をご参照くだされ。
ローソク線は図を見ていただいてわかるように①高値②終値③始値④安値の4つの延長線上に線を引くことで作成されておる。
つまりローソク足を見ればその日の値動きがわかるということじゃ。
そしてこの上下に伸びた線をヒゲと呼び、真ん中のローソクの部分を胴体と呼ぶ。
陽線とは終値が始値より高いということを示す線である。つまり、陽線を見ればその日は株価が上昇したということがわかるのじゃ。
それでは次に陰線を見ていこう。
陰線も陽線と構造は全く同じである。
しかし、陰線は始値より終値が低いということを表す線である。つまり、その日は株価が下落したということを示しておる。
そして胴体が黒や赤などの色で塗りつぶされているというのが特徴じゃ。
ひとまずローソク足が何を示しているのかがわかっていただけただろうか?
特殊なローソク足
ローソク足は先述した通り一定期間の値動きを表しておる。
上で紹介したのは典型的なローソク足であるが、以下のような特殊な形のローソク足も存在する。
こちらは下ヒゲ陽線とよばれるローソク足である。ちなみにこれが下ヒゲを伴った陰線(終値が始値より低い)ものであれば、下ヒゲ陰線と呼ばれる。
このローソク足を見てわかることは、一度安値のところまで下がったが何らかの要因で買い上げられて株価を伸ばしたということである。
つまり、下ヒゲは一定期間の中で株の売りパワーよりも買いパワーが上回ったことを示しており、陰線、陽線ともに頻繁に買いサインとして使われておる。
買いサインや売りサインとなるローソク足に関しては後程解説いたす。
こちらは上ヒゲ陽線とよばれるローソク足である。ちなみにこれが上ヒゲを伴った陰線(終値が始値より低い)ものであれば、上ヒゲ陰線と呼ばれる。
このローソク足を見てわかることは、一度高値のところまで上がったが何らかの要因で売り下げられて株価が下落したということである。
つまり、上ヒゲは一定期間の中で株の買いパワーよりも売りパワーが上回ったことを示しており、陰線、陽線ともに頻繁に売りサインとして使われておる。
最後にこちらは十字線と呼ばれるローソク足である。
買いパワーと売りパワーがちょうど拮抗したときに、このような十字線が現れる。
株価が上がっているときに十字線が出るとそろそろ売りパワーも追いついてきたという判断ができる。反対に株価が下降トレンドの時に十字線が出ると買いパワーが追い付いてきたということがわかる。
つまり、十字線はトレンドの転換点を示す一つのサインになり得る。
まとめ
・ローソク足を見れば一定期間での値動きがほぼすべてわかる!
どの時間帯で上がったのかなどを詳しく知りたいときはチャートをみるのじゃ。
・ローソク足を見ると需給のバランスがわかる!
上ヒゲがでているということは、上に行こうとしたが売り圧が強すぎて下げられたということ。下ヒゲができたということは、下に下がろうとしたけれども買い圧が強すぎて値上がりしたということ。トレンド継続中に十字線が出るということは売り圧と買い圧が拮抗している、つまりトレンドが変わろうとしているということ。
このようにローソク足を見ると「買い」と「売り」、つまりは需給のバランスがわかる。
次回について
次回はいよいよローソク足の買いサイン、売りサインについて実例を用いながら説明いたす。ご期待あれ!
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【損失と値を戻すのに必要な上昇幅】
10%のロス→11%の上昇が必要
20%のロス→25%の上昇が必要
50%のロス→100%の上昇が必要
90%のロス→1000%の上昇が必要
失うのは簡単だが、値を戻すのは非常に難しい。
今年は本日で終わりじゃが、来年に向けて改めて自らを戒めましょう。
本日も謝謝!!