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リュービさんの寝言【米国個別株】

世はいつの時代も群雄割拠!米国個別株でがっつりと稼ぐのじゃ!

数式で行うファンダメンタル分析

你好!!リュービさんじゃ!

 

今回は初心者から上級者まで使えるリュービさん流のファンダメンタル分析法を解説するぞよ!

まずは完璧なファンダメンタル分析は不可能という事を知る

いきなり「は??」という感じじゃろうが、前提として完璧なファンダメンタル分析を行うことは不可能じゃ。

 

ファンダメンタル分析とは、企業の業績や財務状況、ビジネスモデルなどを分析し、企業の本当の価値を判断することじゃ。

 

ファンダメンタル分析による投資で財を成した人物といえば、かの有名なウォーレン・バフェットである。

彼は企業を隈なく分析し、買ったら最後、かなりの長期間で保有する。

彼はこの手法で年利20%を数十年に渡って出し続けた。

米国株がまだ安値だった頃から始めたとはいえ、彼は毎日数時間に及ぶ学習と分析を続けて勝利を勝ち取った。ファンダメンタル分析の成功事例であることには間違いないじゃろう。

 

しかし、考えてみてほしい。あなたに企業の未来は読めるのじゃろうか?そして、ウォーレン・バフェットであれば未来が見えていたのじゃろうか?答えは一つ。

未来は誰にも読めない。

 

企業の業績とは、様々な因子が絡み合った結果である。

その年の経済情勢、ブーム、取引先や競合企業の動き、原料の価格、自然災害、政治、技術進歩などなど、、、

数えきれない因子が絡み合って結果として出てくるのが、企業の業績や未来なのじゃ。

 

企業の未来を完璧に予測するのは投資の神様ウォーレン・バフェットでも不可能なのじゃ。

 

しかし、彼も含めた個人や機関投資家を含む大口の投資家達には様々なパイプがある。

経営者と会食を行ったり調査機関を使うなど、より内部の情報に近いものを引き出し、投資を行うのじゃ。

各企業も投資に回せる金額が無尽蔵にあり、株式の保有数も多い大口投資家を放ってはおけない。

本当に有益な情報は一番にそのような大口投資家のところへ行くのじゃ。

 

まずは、前提として「企業の未来は誰にも読めない」ということと、「個人と大口投資家では得られる情報の質が違う」という事をご理解いただきたい。

 

数式で機械的に判断を行う方法

では朕ならどうするか?完璧な分析ができないのであれば、しないほうがいいのではないだろうか?

 

確かにファンダメンタル分析だけで投資の判断を行うのは危険じゃ。

しかし、朕はファンダメンタル分析買ってはいけない株のスクリーニングに役立つと考えている。

 

朕は自分の経験や分析を数式に起こして機械的に投資の可否を判断する。

 

デフォルトの数式

以下が朕がファンダメンタル分析を行うときに使う数式じゃ。

 

一株あたりの純資産(BPS)÷2+一株あたりの利益(EPS)×10

 

この計算式で出た値より、現在の株価が安ければ買い、高ければ買わない、というやり方じゃ。

 

一株あたりの純資産を半分にするのは、企業の資産の半分くらいはガラクタであるという朕の経験則を数値化したものじゃ。

帳簿には資産として上がっていても、買い手が見つからず実際には値がつかないものであるなど、意外と資産はアテにならぬことが多いのじゃ。

 

そして一株あたりの利益に10を掛けるのは、何かの本で企業が現在の利益を上げ続けられるのは平均して15年ぐらいと読んだからじゃ。しかし、近年は昔よりもビジネスの栄枯盛衰のサイクルが早いので朕は10年をデフォルトにしている。

 

自分の分析を数値化して変化を加えていく

上で紹介したのはあくまでデフォルトの数値である。

ここに業種や企業に合わせて変化を加えていく。

例えば、資産の評価も土地や建物などの有体資産の少ないビジネスモデルであれば、実資産50%の想定はやり過ぎかもしれない。

 

またインターネット関連業界などであればビジネスのサイクルがより早いので、利益を出し続けられるであろう年数を、厳しめに5年とか7年にしてみても良い。

 

企業によっても、そのあたりは全て違うと思うので、是非皆様の分析を数値化していただきたい。

※注意すべきこと

基本的には係数を上げれば上げるほど投資対象となる銘柄数は増える。

例えば資産を100%評価し、利益の継続想定年数を15年とすれば、導き出される数値はかなり大きくなり、「買い」となる銘柄数は増える。

 

基本的にこのスクリーニングは簡易なもので、リスクの大きい銘柄を投資対象から外すためのものである。

 

したがって係数は控えめにし、厳しめに判断する方が良い。

資産の係数はデフォルトの50%、そしてビジネスの継続年数は5〜15年(基本は5〜10年)の間で数値を設定することを朕はオススメするぞ。

そして、あくまで買いのタイミングはチャートで判断すること!

 

まとめ

ファンダメンタル分析は非常に難易度が高い。

 

・数式を用いて判断することで、自分の感情や先入観を介入させず、機械的に投資の是非を判断することができる。

 

・投資を行う際は、まずはファンダメンタル分析でリスクの少ない株を選び出し、買いのタイミングは必ずチャートを見ること!

 

以上を守れば負けることは少ない。

 

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